WordPressでブログを運営していると、「サイトヘルス」でおすすめの改善に「古いデータベースサーバー」と表示されていないでしょうか。
なんだかよくわからないけど、何かしなきゃいけないのかな?
セキュリティは大丈夫かな?
こんな風に不安を感じてしまった方もいるかと思います。
結論から言うと、データーベースサーバーのバージョンがWordPressの動作要件を満たしていれば、今すぐに対策をしなければいけない、というわけではなさそうです。
今回はWordPressで「古いデータベースサーバー」が表示されたときに確認したことを2点紹介します。
WordPressの管理画面で「古いデータベースサーバー」が表示されたときに確認したこと2点
WordPressの管理画面で「ダッシュボード」→「サイトヘルスステータス」で「パフォーマンスやセキュリティを改善する余地があります」と表示されていました。
「サイトヘルス画面」を選択すると、「おすすめの改善」のところに「古いデーターベースサーバー」という文字が出てきます。
内容開いて確認すると、「最適なパフォーマンスとセキュリティのため MySQL バージョン 8.0以上の使用を検討してください。ホスティング会社に相談して修正してください。」と表示されています。
MySQL(データーベースサーバー)のバージョンアップを提案されている、ということでしょうか。
「セキュリティ」と言う単語が出てくるので、少し焦ってしまうかもしれませんが、あくまで改善をおすすめされているだけで、現時点では大きな影響はないかもしれません。
「サイトヘルス画面」にも「サイトにとっては有益と思われるものの、致命的な問題ほど高い優先順位ではない項目」と表示されています。今すぐに対応すべき問題というニュアンスはなさそうですね。
大きな問題はないとしても、「サイトヘルス」にひっかかると、気になってしまうので下記の2点を確認しました。
- MySQLのバージョン
- WordPressの動作要件
MySQLのバージョンを確認する
MySQLのバージョンが古いらしいので、WordPressの管理画面で確認してみることにしました。
先ほどの「サイトヘルス」の「情報」を選択して「データベース」から現在このWordPressに適応されているMySQLのバージョンが確認できます。
「データベース」を選択すると、「サーバーバージョン」が「5.7.27-log」になっています。
さきほどの「おすすめの改善」では「MySQL バージョン 8.0以上」と記載されていたので、ここで引っかかっているのでしょうか。
WordPress 動作要件を確認する
「WordPress 動作要件をさらに詳しく知る」を選択して、技術的な要件を確認してみます。
要件には「MySQL バージョン5.7以上」が推奨されています。先ほど「サイトヘルス」からMySQLのバージョンを確認しましたが、「5.7…」となっていたので動作要件は満たしています。
「サイトヘルス」で診断するかぎりは「MySQL バージョン 8.0以上」ですが、WordPressの要件としては「MySQL バージョン5.7以上」のため、しばらく様子を見てもよさそうですね。
サイトヘルスの診断結果も「良好」となっていますね
まとめ
今回はWordPressで「古いデータベースサーバー」が表示されたときに確認したことを2点紹介しました。
データーベースサーバーのバージョンを確認して、WordPressの動作要件以上のであれば、早急な対応が必要な問題ではなさそうです。
確かに「サイトヘルス」でクリアできない項目があると気持ち悪いかもしれません。
しかしデータベースサーバーは、大事なブログのデータを扱っている場所なので、慎重に様子を見ながら対応を進めていければと思います。