オフィスにいると「クリアデスク、クリアスクリーン」という言葉をよく聞くかと思います。
情報セキュリティのために、机の上を片付けてきれいにしたり、パソコンの画面にロックをかけて他の人に見られないようにする方法です。
ところでオフィスでは、机の上を片付けて整理整頓しているかもしれませんが、自宅の机はどうでしょうか?
「家族の他には、誰もいないから〜」と掃除や片付けがつい疎かになって、ものが散らかっていたりしないでしょうか。
自宅の机も仕事や作業などで、長く過ごす場所だと思います。置いているものを整理して厳選すると、集中しやすい環境ができるかもしれません。
今回は机の上からものを減らしてきれいにするメリットと、その状態を維持するためのヒントを紹介します。
机の上をきれいにするメリットと維持するためのヒント
机の上をきれいにするメリット
机の上が掃除しやすくなる
机の上にペン立てやカレンダーなど実用的なものものをはじめ、フィギュアやポストカードなど趣味のものまで、以前はたくさんのものを机の上に置いていました。
そのときは多くのものを置いている、という意識はありませんでした。その後、机の上に置けるアイテムを5個以下に厳選した結果、ものが少ないため、掃除がとてもしやすくなりました。
ものが少ない状態になって初めて、今までたくさんのものを机の上に置いていることに気づきました。
また掃除がしやすくなって、以前より頻繁に机の上を掃除するようになりました。
掃除のしやすさに慣れてしまうと、ものを増やすと掃除しにくいことがわかっているので、ものを置かないように意識する効果があるかもしれません。
余計な情報が目に入らなくなる
机のものは、意識しなくても目に入りやすくなります。机の上のものを減らした方が気が散らず、仕事など目の前のタスクに集中できるように感じます。
机の上にものが増えないようにするためのヒント
一度きれいに整理しても、時間が経つといつの間にか机の上のものが増えてしまっている…ということは、よくあるかと思います。
机の上にものを増やさないようにするために、下記のヒントを紹介します。
机の上にものが増えないようにするためのヒント
- 机の上に常駐させるアイテムを決める
- 持ち物の「居場所」を決める
- 机の横に、小さなラックを置いておく
- 定期的に見直す
机の上に常駐させるアイテムを決める
何年か前から机の上には、私は5個以下のアイテムしか常駐させないようにしています。一例として紹介します。
- パソコン(+充電ケーブル)
- マウス
- スマートフォンのスタンド
- 電気スタンド
卓上の時計は、パソコンやスマートフォンで代用できるので、
常駐はさせないように、私はしています。
それ以外のものは、使うときだけ机の上に出して、使い終わったら、机からは片付けるようにしています。
机の上に常駐してもいいアイテムが決まっていれば、それ以外は片付けるという習慣がついて、机の上にものが増えにくくなりますよ。
常に机にないと困るアイテムは、人それぞれだと思いますので、常駐させるアイテムをご自身で厳選して。心地よい机になるといいですね。
持ち物の「居場所」を決める
どこに置いておくか、という定位置を決めてしまうと、片付けが楽になります。
ペンを使ったらペンケースに、ハサミを使ったらお道具箱に戻すというように、どこに戻すかを明確にしおくと、ほぼ無意識で身体が動くようになります。
定位置である「居場所」に戻さないと、違和感を感じる状態になれば、机の上にものが増えにくくなります。
机の横に、小さなラックを置いておく
机の常駐アイテムを決めていても、それなりに使用頻度が高いもので、机のそばにないと不便なものがあると思います。
そんなときは、机のそばに小さめのラックなど、棚を置いてみてもいいかもしれません。手に届く範囲にラックがあれば、机の上に出したものも片付けやすくなります。
注意点としては、大きなラックにすると、ものが増えすぎる危険があるので、必要なものがちょうど収まるようなサイズ感のラックにした方がいいです。
定期的に見直す
忙しい日々が続いたりしてしまうと、せっかく片付けた机の上に、いつの間にかものが増えている…とげんなりしてしまうことも多々あるかもしれません。
時間が経てば、ものが増えるのは仕方がない部分がありますので、月1もしくは数ヶ月に1回ぐらいでもいいので、定期的に状態をチェックしてみるといいかもしれません。
定期チェックのタイミングで、
机の上の常駐アイテムも、見直してもいいかもです
まとめ
今回は机の上からものを減らしてきれいにするメリットと、その状態を維持するためのヒントを紹介しました。
机の上にあるものを厳選して、仕事や作業に集中しやすい環境をつくれるようになりましたら幸いです。