そろそろ暖かくなってきて、冬服から春夏服への衣替えをしている方もいると思います。
冬服はかさばってしまうので、着ないものは早めに捨ててしまいたいですよね。
また今年も着るつもりでいた春夏服も久しぶりに出してみたら、「もう着ないかな」と感じて、処分しないといけない服が意外とたくさんあるかもしれません。
そのまま古着を回収してもらうこともできますが、衣服によっては、メルカリなどフリマアプリに出品してみると買い手がつくかもしれません。
今回は着なくなった衣服をフリマアプリで出品するときのヒントを5つ紹介します。フリマアプリで販売できないときの処分方法もあわせてお伝えします。
衣服は場所を取りますので、この機会に不要なものは早めに捨ててしまって、部屋の中をすっきりさせてしまいましょう。
フリマアプリに出品するときのヒント
- 同じ商品(衣服)を出品している人がいないか、調べる
- 販売利益が割に合っているかを考える
- 季節にあった商品の方が注目されやすい
- きれいな状態にして出品する
- 洗濯、クリーニングに出す
- 写真映りをよくする
- 人気ブランドは、買い手がつきやすい
同じ商品(衣服)を出品している人がいないか、調べる
なんでもかんでも、とにかく商品(衣服)をフリマアプリに出せば、売れる…というわけではありません。
人気のない=購入希望者がいない商品を並べてしまうと、よほどの例外を除いて売れずに長く残ってしまいます。その場合は出品せずに捨ててしまった方がいいかもしれません。
また購入したい人がいる場合でも、価格設定をまちがえてしまうと、高すぎて売れないもしくは安く売りすぎてしまうことがあります。
そういった事態をさけるために、市場調査が必要です。調査といってもとても簡単です。
出品を考えている商品と同じものが出品されていないか、フリマアプリで検索するだけです。検索結果に同じ商品が出てきたら、詳細を開いて下記を確認します。
- 販売価格
- 販売ステータス(販売中or売り切れ)
- 売り切れの場合、販売してすぐに売れているか(「○日/○時間で売れた商品」というタグがついているか)
売り切れになっている商品を参考にして、出品する商品の価格を決めます。
もし販売してすぐに売れている商品の場合は、その販売価格より少し上乗せして、価格を設定するという手もあります。
一方売れていない商品が多いもしくは売れた販売価格が安すぎる場合は、出品しても売れない、もしくは手間に見合わない可能性があるので、フリマアプリに出品せずに処分も検討したほうがいいでしょう。
販売利益が割に合っているかを考える
他の方が売っている商品を参考にして、「〇〇円で売ろう」と決めたときにも、注意が必要です。
仮に設定した販売価格で売れたときに、出品にかけた手間に見合う販売利益が残るか考えておく必要があります。
というのは、フリマアプリで出品した商品が売れた場合、販売価格から以下の費用が引かれます。
- 送料(出品者負担の場合)
- 販売手数料(フリマアプリに支払う手数料)
これに加えて、販売価格から直接引かれるわけではありませんが、クリーニングなど服をメンテナンスして出品した場合は、そのときの費用も考えておかなければいけません。
たとえば、冬物の厚手のニットを、2000円で販売するとします。
洗えないニット素材のためクリーニングに出してから、メルカリで販売して、宅急便で発送すると仮定します。
その場合、以下のような費用が発生しています。
- 送料 約1000円
- 販売手数料(販売代金の10%) 200円
- クリーニング代 約500円
メルカリのアプリ上は、送料と販売手数料を引いた販売利益は、約800円です。
しかしクリーニング代を販売前に負担しているので、実質的な販売利益は約300円と考えないといけません。
クリーニングに出したり引き取り、出品するために準備した手間と時間を考えると、かなり利益が少なく感じるかもしれません。
費用負担を考慮して、納得できる販売利益が残りそうな商品(衣服)を出品した方がよさそうです。
季節にあった商品の方が注目されやすい
たとえば、これから夏になるというときには、当たり前ですが、冬服よりも夏服の方が需要があります。
シーズンを過ぎてしまった商品も売れないことはないですが、注目度は下がるので、大幅に値下げするなどの工夫をしてみるといいかもしれません。
きれいな状態にして出品する
商品はきれいするに越したことはないですが、衣服は体に身につけるものですので、さらに清潔感に気を使うことになりそうです。
洗濯やクリーニングに出してみたり、写真映りをよくする工夫が必要になります。
クリーニングなどお金がかかるメンテナンスは、
それをすることで販売利益が高くなるか、考えた方がよさそうです
人気ブランドは、買い手がつきやすい
多少状態がわるくても人気ブランドの場合は、購入希望者が結構いることがあります。
私の実体験だと、ユニクロ製の着古して使用感があるシャツを出品したところ、すぐに閲覧回数が増えて購入が決まりました。
至って普通(むしろ状態はよくない)のシャツだったので、ノーブランドであれば購入者が出たかわからないな、と個人的には思っています。
着なくなった服の処分方法(フリマアプリに出品すること以外)
販売利益が割に合わなかったり、服の状態がわるい、衣服が大量にあるなど、フリマアプリに出品できない場合は、一例ですが下記のような方法で衣服を処分することができます。
- 自治体の古着の回収に出す
- 古着の回収をしている店舗やイベントに持っていく
- リサイクルショップに持っていく
自治体の古着の回収に出す
手間をかけずに、早く衣服を処分したい場合は、自治体で古着を回収していないか確認してみましょう。
決まった曜日に家の前に古着を出しておけば、収集車で古着を回収してもらえる自治体もあります。お住まいの自治体のホームページなどで回収曜日などを確認してみてもいいかもしれません。
古着の回収をしている店舗やイベントに持っていく
あまりないかもしれませんが、自治体で古着を回収していない、もしくは古着の回収曜日にスケジュールが合わせられない場合は、古着を回収している店舗やイベントに持っていくといいかもしれません。
どこが古着の回収に対応しているか、自分でさがす手間がかかります。しかし衣服を捨てるのはもったいないため、リサイクルに出したい!という方は検討してもいいかもしれません。
また期間限定で大型のショッピングモールなどで、古着の回収イベントをしているところもあるようです。
店舗やイベントによっては、古着を持っていくと、指定の店舗で利用できる割引券がもらえることがあるようです。新しい服を買おうと思っている方にはうれしいサービスですね。
リサイクルショップに持っていく
リサイクルショップが近くにある場合は、古着の回収をしていないか、確認してもいいでしょう。
近くにない場合は、リサイクルショップによっては、インターネットで宅配買取に対応しているところもあるようです。宅配買取であれば店舗に行かずに自宅から発送するだけですので、楽ですね。
またリサイクルショップであれば、衣服以外の不用品も回収しているので、衣服と一緒に持っていけば手間が省けます。
フリマアプリで自分で販売するよりは下がりそうですが、買取で代金が支払われるものもあるといいですね。
まとめ
今回は着なくなった衣服をフリマアプリで出品するときのヒントを5つ紹介しました。フリマアプリで販売できないときの処分方法もあわせてお伝えしました。
フリマアプリに出品する時は、他の方が同じ商品を出していないか確認する必要があります。
売れている商品であれば、どのくらい販売利益が得られそうか考えて、商品の見せ方を工夫します。
手間に見合わない場合や、急いでいたり、大量に捨てる必要がある場合は、フリマアプリ以外での処分を検討してもいいかもしれません。
どの方法でも衣服を減らせますので、クローゼットの中がすっきりしましたら幸いです。