本屋さんに行くと、つい本を買ってしまう方もいるかと思います。
本は1冊は軽いので、持ち帰っている間は、あまり気にならないかもしれません。
しかしいつの間にか、床にまで本が山積みになってしまって、部屋がせまくて歩きづらくなっていないでしょうか。
数冊ほどであれば、フリマアプリで出品したり、古本屋さんに持って行って処分する方法も現実的です。
しかし大量の本がある場合、1冊1冊づつ処分していくのは、とても手間と時間がかかりますね。
そんなときは、インターネットで宅配買取をサービスを予約して、自宅から本を買取業者に送ると手間が省けて楽に処分できますよ。
今回は本を処分するときに、宅配買取を利用するメリット8点とデメリット3点を紹介します。
宅配買取を利用する流れ
本の宅配買取サービスを利用すると、下記のような4つのステップで大筋は進みます。(細かい部分は、買取業者によって異なります)
4ステップで終わるから、簡単そうだね
スマートフォンやパソコンなどで、買取サービスに申し込みます。
宅配の集荷で本を回収してもらう場合は、集荷の希望日時を指定します。
買取を進めるためには、本人確認書類を用意する必要があります。
指定された方法(コピーを荷物に同梱する。買取サービスの所定のサイトにアップロードするなど)で、買取業者に本人確認書類のコピーを共有しておきます。
買取業者が提示した査定額に承諾すれば、銀行などに入金されます。
宅配買取を利用するメリット8点
本の宅配買取を利用すると、下記の8つのメリットがあります。
- 買取可能な本があれば、入金がある
- 本の処分にかかる手間が軽減される
- 集荷が早い
- 梱包資材(ダンボール)を用意してくれるサービスもある
- 送料が無料になるサービスもある
- 一点一点の買取金額を教えてくれるところもある
- 買取価格(査定額)に満足できなければ、返却してくれるところも
- 銀行振込以外で買取金額相当のギフト券やポイントを受け取れる場合もある
買取可能な本があれば、入金がある
自治体などに回収してもらう場合は、本を処分しても当たり前ですが、1円も入ってきません。
宅配買取サービスを利用して、買取業者に送った本の中に値段がつく本があれば、買い取ってもらうことができます。
とはいっても、デメリットで後述するように、買取できない本や高値がつきにくいことから、それほど大きな金額にはならないことが多いです。
しかし本を手放すことで、少額でもいいからお金を受け取りたい!という方には、検討してみる価値がありそうです。
本の処分にかかる手間が軽減される
本をたくさん集めると、下記のことに気づくと思います。
- 場所をとる(本がかさばる)
- 重たい
早くなんとかしたいですが、下記のようにすぐには処分できなかったり、作業に手間がかかるかもしれません。
- フリマアプリに出品する
- 1点出品するだけでも、骨が折れるし時間もかかる(商品の説明ページの作成、購入希望者と取引など)
- 冊数が多いと、出品作業が大変
- 自治体で回収してもらう
- 冊数が多い場合は1度に出せずに、小分けして処分しなければならない
- 本の買取をしている実店舗に持っていく
- 冊数が多ければ、車がないと運ぶのが厳しい
宅配買取サービスであれば、申し込み→自宅で梱包→自宅で発送→買取査定の連絡待ち、という主に4つの作業ステップで完了します。
作業自体に大きな手間と時間もかかりません。また段ボールで発送するため、1度にたくさんの冊数の本を処分できます。
1回の買取で、複数の段ボールの発送が可能なサービスもあります
集荷が早い
本の買取サービスで集荷を予約できる場合は、一番早くて当日中に集荷できることがあります。(ただし申し込み時間に制限はあります)
当日の集荷に申し込みが間に合わなくても、翌日以降など自分のスケジュールに合わせて、荷物の集荷を予約することがでます。
早く部屋から本を撤去したい!という場合には、待ち時間が少なくて、かなり助かりますね。
梱包資材(ダンボール)を用意してくれるサービスもある
家の中に段ボールがなくて、本を梱包できない!
ということがあるかと思います。
宅配買取サービスによっては、予約すれば集荷前に段ボールを送ってくれるサービスもあります。
自分で段ボールを用意する時間がない、もしくは手間に感じる方には、便利なサービスですね。
送料が無料になるサービスもある
梱包した本を送るときの送料が、無料になる宅配買取サービスもあります。
とはいえ宅配買取サービスによっては、送料がかかるものもあります。買取業者の説明をよく確認しておく必要があります。
一点一点の買取金額を教えてくれるサービスもある
この本は、いくらで買い取ってもらえたのかな?
と気になることがあると思います。
宅配買取サービスによっては、一点一点の買取価格を教えてもらえる場合もあります。
ただ一点一点査定する場合は完了するまでに、まとめて買取金額を提示する場合よりも時間がかかります。
買取価格(査定額)に満足できなければ、返却してくれるサービスもある
査定額に満足できなければ、本を返却してくれるところもあります。
返却時の送料負担が、買取業者になるか本の送り主になるか、宅配買取サービスによっては異なります。
銀行振込以外で、買取金額相当のギフトカードやポイントを受け取れるサービスもある
本の買取金額相当を、AmazonのギフトカードやQR決済アプリのポイントなど、現金以外で受け取れる場合もあります。
銀行の口座を買取業者に伝えるのに抵抗がある場合や、ギフトカードやポイントをよく利用する場合は、この方法でもいいかもしれません。
宅配買取を利用するデメリット3点
本の宅配買取を利用するときに、下記のようなデメリットが考えられます。
- 買取できない本もある(値段がつかない)
- 自分で売った方が、高値で売れる本もある
- 査定や入金に時間がかかることがある
買取できない本もある(値段がつかない)
状態がわるい、古すぎる本など買取ができない本もあります。値段がつかない本の場合は、引き取り先の買取業者で廃棄してもらえるところが多いです。
しかし送り主(売り主)と買取業者の双方に余計な手間と時間がかかってしまうので、買取ができない本は、できるだけ除いて発送した方がいいでしょう。
特に注意したいのが、「ISBN」という国際標準図書番号がない本は、買取ができないサービスが多いです。発送する前に裏表紙や奥付けなどで、「ISBN」が入っているかチェックしてみましょう。
買取ができない本は、状態が良ければフリマアプリに出品、
フリマアプリでも買い手がつきそうになければ、自治体に回収してもらうといいかもです
自分で売った方が、高値で売れる本もある
買取業者に本を買い取ってもらう場合、人手などがかかる分、買取価格は直接自分で売るよりも下がります。
自分でフリマアプリで出品したりした方が、高値がつきやすいです。ただし、自分で出品する商品の説明文を書いて写真をとったり、購入希望者と直接交渉したり取引をする手間と時間はかかります。
もし自分で手間と時間をかけてもいいので、少しでも高く売りたい!という場合は、宅配買取サービスではなく自分で本を売った方が良さそうです。
査定や入金に時間がかかることがある
買取業者の繁忙期(引越しシーズンなど)は、通常より時間が買取価格(査定額)が提示されるまでに時間がかかることがあります。
繁忙期を避ければ、比較的早く査定してもらえるかもしれませんが、それでも結果出るまでに数日(数営業日)はかかります。
どうしても早く本の買取で査定や入金してもらいたい場合は、宅配買取サービスを以外を検討した方が良さそうです。
たとえばその日のうちに本を買取してほしい場合は、古本の買取をしている実店舗に、直接本を持ち込むのが一番早そうです。
まとめ
今回は、本を処分するために、宅配買取を利用するメリット8点とデメリット3点を紹介しました。
宅配買取を利用するより、自分でフリマアプリを利用した方が高値で販売できるかもしれません。
しかし手間と時間がかからないステップで簡単に、しかもたくさんの本が一度に処分できるという利点を考えると、宅配買取はとても使い勝手がよいサービスに感じられます。
たくさんの本を処分してしまうと、すっきりした部屋と気持ちで毎日が過ごせるようになると思いますよ。