防災のために、長持ちする食料は気になるところではないでしょうか。できれば、おいしい非常食を備えておきたいですよね。
栄養補助食品として人気があるカロリーメイトですが、賞味期限が3年と通常のものと比べて長期保存できる商品が存在します。
今回は通常のカロリーメイトと比較しながら、カロリーメイトロングライフ(3年保存可能)が、非常食におすすめな理由3点を紹介します。
カロリーメイトロングライフで、下記が気になる方にはぜひチェックしてみてください。
- ふつうのカロリーメイトと比較したときの、スペックのちがいが知りたい
- カロリーメイトロングライフを非常食におすすめする理由が知りたい
- カロリーメイトロングライフが非常食におすすめな人や、合わないかもしれない人の特徴が知りたい
カロリーメイト(ブロックタイプ)とロングライフの比較
通常のカロリーメイト(4本入り)とロングライフ(2本入り)で、下記を比較します。
- 見た目(大きさ)
- 味
- 栄養成分
- 賞味期限
- 価格
見た目(大きさ)
カロリーメイトのブロックタイプについて、下記の2種類を比べています。どちらもチョコレート味です。
- 通常版(4本入り)
- ロングライフ(2本入り)
ここでは通常販売されているカロリーメイトを「通常版」
3年保存可能なカロリーメイトを「ロングライフ」と呼びます
箱のちがい
上が通常版(4本入り)の箱。下がロングライフの箱(2本入り)です。
下の画像のように、通常版(4本入り)1箱とロングライフ2箱(合計4本)の大きさはほとんど同じです。本数のちがいのため、箱に差異があるようです。
2本入りのカロリーメイトであれば、通常版とロングライフで、
大きさのちがいは、ほぼありません
外袋のちがい
箱から取り出したところ、通常版は金色、ロングライフは銀色の外袋をしています。
中身(本体)のちがい
上が通常版、下がロングライフです。袋から取り出してみると、見た目はほとんど変わりません。
味
通常版とロングライフを食べ比べてみましたが、味のちがいはほとんど感じませんでした。
どっちもカロリーメイトの味がして、おいしい
グルメで味に繊細な方をのぞいて、ふつうの味覚の持ち主であれば、目隠して食べたとしてもどっちがどっちか、わからないレベルじゃないかなと思います。
強いていえば、通常版の方がココア感というか風味を若干強く感じました。
ただ通常版は買ったばかりで、ロングライフの方は3年近く前に購入したので、製造日数の差で風味にちがいを感じただけかもしれません。
また味は大差はありませんが、どちらも口の中の水分をもっていかれて、水がないと飲み込みにくさを感じました。
栄養成分
左が通常版(4本入り)、右がロングライフ(2本入り)の成分表です。箱に入っている本数がちがうため、通常版の方が内容量が多いように見えますが、2本あたりで考えると成分と内容量はほとんど同じです。
大きなちがいとしては、ロングライフには鉄の成分が入っていません。
もし貧血気味だったり女性の方で鉄の成分を摂取したい場合は、サプリメントなどロングライフ以外の食品で補充することになりそうです。
賞味期限
写真に使用しているカロリーメイト通常版の賞味期限は約半年でした。
通常版のカロリーメイトは、薬局で購入したものです。もしかしたら、もう少し賞味期限が長いものも販売されているかもしれません。
ロングライフは購入当初、賞味期限が約3年と1ヶ月ほどあったと記憶しています。
ロングライフは60箱まとめて、ネットショップから買いました
注意が必要なのは、ロングライフの賞味期限は製造されてから約3年です。販売店によっては、賞味期限が3年に満たない商品を取り扱っているところもあります。
絶対に賞味期限が3年以上ある商品を購入したい方は、販売店で確認してから購入した方がいいです。
価格
画像に使用している通常のカロリーメイト(4本入り)は、薬局で181円(税込)で購入しています。
ロングライフ(2本入り)60箱は、ネットショップでだいたい8000〜9000円くらいで販売されていますね。
カロリーメイトの通常版(4本入り)は、2本あたりで約90円でしょうか。
ロングライフ(2本入り)は60箱 9000円で考えると、2本あたり約150円ですね。
この場合はロングライフの方が、通常版より約1.7倍ほど価格が高くなります。
ロングライフが非常食におすすめな理由
長期保存できるカロリーメイトロングライフが非常食におすすめな理由は、下記の3点です。
- 食べやすくて、ローリングストックしやすい
- 通常のカロリーメイトほとんど味が変わらず、おいしい
- 調理しなくても、そのまま食べられる
- コンパクトで軽い
- 通常のカロリーメイトほとんど同じサイズで、持ち運びが楽
- 保存に場所を取らない
- 栄養成分が豊富
- 通常のカロリーメイトほとんど同じ栄養成分で、バランスがいい
食べやすくて、ローリングストックしやすい
日常的に非常用の備蓄を消費して、賞味期限が新しいものにどんどん入れ替えていくローリングストックが推奨されています。
賞味期限がくる前に非常食を食べ切るから、
捨ててしまうより経済的だね
しかしローリングストックをする場合、おいしくて食べやすいものでないと、続けるのがむずかしくなります。
カロリーメイトロングライフは、通常のカロリーメイトとほとんど同じですので、味も優しい甘さでおいしいです。食べやすいので、ローリングストックしやすいですね。
通常のカロリーメイトは食べたことがある方が多いかと思いますので、災害時でも慣れている味の食品があるのは、ありがたいですね。
また非常事態で調理ができないときに、カロリーメイトのロングライフであれば、箱を開けて袋を破れば調理なしですぐに食べられます。
日常生活でも手軽に食べることができるので、朝食やおやつなどでおいしく消費できますね。
コンパクトで軽い
カロリーメイトの2本入りを想像すると、手のひらに収まるサイズでとても軽いことがイメージできると思います。
小さくて軽いので、持ち運びがとても楽ですね。非常用のリュックに入れても、荷物になりません。
また自宅で大量に保管する場合も、コンパクトで軽いので保管場所が狭くても問題ありません。
本棚の空きスペース(文庫本くらいの高さ)に、私はロングライフを収納しています。意外とジャストフィットして違和感がありませんでした。
カロリーメイトは20箱あっても軽いので
片手で楽に持ち運べます
栄養成分が豊富
災害時に気になるのが、食料はもちろん栄養面も心配ですよね。カロリーメイトロングライフは、上記で確認したように通常のカロリーメイトとほとんど同じ成分です。
日常生活でも不足しがちなビタミンが、まんべんなく入っているのもうれしいポイントですね。
ロングライフが非常食におすすめな人と、合わないかもしれない人
上記でカロリーメイトロングライフをおすすめする理由を紹介しました。最後にカロリーメイトロングライフが非常食におすすめな方と、合わないかもしれない方について説明します。
カロリーメイトロングライフが、非常食におすすめな人
- カロリーメイトのチョコレート味が、好きでおいしさを感じる
- おいしくて手軽にたべられる保存食をさがしている
- 持ち運びが楽で、保管場所を取らない保存食をさがしている
- 水が用意できるもしくは、カロリーメイトは水がなくても平気で食べられる
- 毎日ではないが、たまにカロリーメイトを食べたいと思っている
いきなり大量に買うのがためらわれる場合は、少し割高になりますが、少量のロングライフも販売しています。
カロリーメイトロングライフが、非常食には合わないかもしれない方
- カロリーメイトのチョコレート味が苦手
- 2024年現在、ロングライフはチョコレート味以外のフレーバーは発売されていません
- 水がなくても食べやすい保存食をさがしている
- 口の中の水分が取られるので、飲み込むときに水がないと厳しく感じるかも
- カロリーメイトを短期間で大量に消費する
- 通常のカロリーメイトを半年ごとに購入して、ローリングストックした方が安くなるかも
- 保存食の賞味期限は、5年以上欲しい
- 2024年現在、ロングライフの賞味期限は約3年
まとめ
今回は通常のカロリーメイトと比較しながら、カロリーメイトロングライフ(3年保存可能)が、非常食におすすめな理由3点を紹介しました。
確かに水がないと食べにくかったり、賞味期限がもう少し長めにしてほしいなど、非常食としてパーフェクトではなく、まだ改良の余地がありそうです。
しかし通常のカロリーメイトとほとんど大きさも味も変わらないにも関わらず、3年の長期保存ができますので、非常食としてはかなり優秀で食べやすいのではないでしょうか。
もし気になる方は、まずは少量で試してみてもいいかもしれません。