簿記の資格を取ろうかな?と思っている社会人の方もいるかもしれませんね。
もしかしたら、試験を受けるのは学生のとき以来で久しぶりで、不安を感じるかもしれません。
独学で合格できるかな…?
私も社会人になってから、独学で勉強して簿記3級に合格しています。
今回は社会人になって独学で簿記3級に合格したときの、勉強方法と勉強時間を紹介します。
また、勉強に使用した教材と実際に試験にかかった費用も参考としてお伝えします。
簿記3級に独学で合格したときの勉強方法と勉強時間
社会人になってから独学で簿記3級に合格したときの、下記の項目についてお話しします。
- 勉強時間と勉強方法
- 勉強に使用した教材
- 試験と勉強にかかった費用
勉強時間と勉強方法
- 勉強時間 約2か月半(平日 1.5時間、休日 6~10時間)
- 勉強方法 動画とテキストをメインに学習、途中から問題集を買って解き始める
2022年の年末から勉強を始めて、翌年の3月初旬に合格したので、だいたい2ヶ月半くらい勉強しました。
最初の1ヶ月くらいは、YouTubeの解説動画をみながら、テキストの問題を解いていくのをメインでやっていました。
年末年始のまとまったお休みにスタートしたので、「今日はテキストの第○章までやる!」と決めて、一気にテキストと動画を進められたのが個人的には大きかったですね。
年明け以降も主に休日に勉強していました。動画を見て、その分野のテキストも読んで練習問題を解きながら進めるという感じです。
平日は主に通勤時間にスマートフォンのアプリを使ったり、電子書籍でテキストを読むという形で少しペースダウンさせつつ、毎日勉強するようにしていました。
動画とテキストでの勉強が一通り終わったら、問題集を解き始めました。主に休日に学習を進めて、平日は少し早起きして問題集を解いてから出勤していました。
問題集やスマートフォンアプリで得点率が悪い分野は、テキストや動画で復習するようにしていました。
問題集は電子書籍で購入しました。あとから紙の問題集にすればよかったな、と思いました。
iPhoneの画面で問題集を見ると、文字や画像が小さすぎでした。拡大してスクロールして…と手間がかかります。
iPadとか大きめのタブレットをお持ちでなければ、紙の問題集で勉強するのがおすすめです。
勉強に使用した教材
簿記3級の試験勉強で利用した教材は、下記4点です。
- 動画(Youtube)
- テキスト
- 問題集
- スマートフォンアプリ
動画(Youtube)
『【簿記系YouTuber?】 ふくしままさゆき』さんの解説動画で、勉強しました。
初心者向けなのに仕組みから丁寧に解説しているので、わかりやすかったです。
私は1時間を超える動画は途中で集中力が切れてしまいますが、このチャンネルの1本の動画の解説時間は30分ほどのものが多いので、飽きずに見ていられます。
テキスト
ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』シリーズ
上の動画と同じ方(ふくしままさゆきさん)が出しているテキストです。動画の内容と連動しています。
Amazon Kindleの書籍で、779ページでかなりのボリュームがあります。それなのに、99円という破格の価格で販売されていますね。
わかりやすくユーモアのある解説だけでなく、練習問題もたくさん入っていて、めちゃくちゃありがたい1冊でした。
問題集
このシリーズの2022年度版(電子書籍)で、問題を解く練習をしました。アプリ(パブロフ簿記3級lite)にもなっていますね。
最後に模擬試験が入っていますが、前半は分野別の問題が掲載されています。分野別の問題は、朝の短い時間に勉強するのにちょうどよかったです。
各問題に回答の目標時間も書いてあるので、ペース配分の参考になりました。
スマートフォンアプリ
簿記3級の勉強で利用していたアプリは、下記の3点です。
主に通勤時間で利用していました。どのアプリも解説がしっかりあって使いやすかったです。
試験と勉強にかかった費用
日商簿記検定の3級を、インターネット申込方式(CBT試験)で受験しています。(パソコンを使って解答する試験です)
このときにかかった費用は、5000円くらいでした。ほとんど試験代と問題集ですね。
- 試験代 3400円 (受験料 2850円(当時の価格)+事務手数料 550円)
- テキスト代 99円
- 問題集 1485円
- 試験会場までの交通費 0円
たまたま試験会場が近くにあったので、交通費はかかりませんでした
まとめ
今回は社会人になって独学で簿記3級に合格したときの、勉強方法と勉強時間を紹介しました。
とてもわかりやすく丁寧な解説動画が出ているので、あとはテキストなどの教材をそろえれば、独学でも簿記3急に合格できるかなと個人的には思っています。