お金の勉強のために、FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)の資格を取りたい!と考えている方もいると思います。
私もFP3級(3級FP技能検定)の資格を取ったので、今回は社会人が独学でFP3級に合格したときの、勉強時間と勉強方法について解説します。
資格を取るのにかかった費用も参考として紹介します。
FP3級に独学で合格したときの勉強時間と勉強方法
社会人になってから独学で簿記3級に合格したときの、下記の項目についてお話しします。
- 勉強時間と勉強方法
- 勉強に使用した教材
- 試験と勉強にかかった費用
勉強時間と勉強方法
- 勉強時間 約2ヶ月(平日 1.5時間、休日 4~6時間)
- 勉強方法 テキストと問題集で学習。通勤時間にアプリを使って勉強する
私が受験したのは、日本FP協会が実施する3級FP技能検定です。2023年の12月初旬から勉強を開始して、翌年の1月の下旬に統一試験(ペーパー試験)を受けました。
勉強方法は、休日にひたすらテキスト読みながら問題集を解くという形で進めました。FP分野がはっきり分かれているので、1章分終わったらそのつど問題集を解く、という感じです。
自分の興味がある分野から勉強を始めると、
進めやすかったです。
平日は通勤時間にスマートフォンのアプリで勉強しました。また平日の元気なときは、30分くらいYouTubeの解説動画をみたり、テキストを読んだりしていました。
簿記3級のときに比べると、勉強時間は少なかったかなと思います。
勉強に使用した教材
FP3級の試験勉強で利用した教材は、下記4点です。
- テキスト
- 問題集
- スマートフォンアプリ
- 解説動画
テキスト
『みんなが欲しかった! FPの教科書 3級』このシリーズの2023年度版で勉強しました。
このテキストのいいところは、下記です。
- 全ページがカラー印刷になっている
- 図やイラストが多い
- 赤シートがついている(練習問題を解くのに便利)
悪いところとしては、手書き風の文字の部分が見にくい、と思う方もいるようです。私は気になりませんでした。
問題集
「みんなが欲しかった! FPの問題集 3級」テキストと同じシリーズですね。こちらも2023年度版を使いました。
実際に試験を受けたときに問題集と同じ問題が何題か出てきていたので、この本をきっちりやりこむだけでも高得点が取れそうです。
こちらもテキストと同じように、赤シートがついていて、正解を隠しながら解くことができます。とても使いやすかったです。
唯一気になる点があるとすれば、各章の最後にある大問と正解(解説)の間隔が狭いことです。
赤シートを被せる前に、正解が見えてしまった…ということが多々発生しました。
問題集のページをめくるときは、正解を見ないように気をつけた方がよさそうです。
スマートフォンアプリ
平日はこのアプリでしか勉強していない!と言っても過言ではないくらい、お世話になりました。
テキストを持ち歩かなくても、スマートフォン1台で勉強できるので、通勤時間は毎回利用していました。
一問一答形式で解答した後に、正解と解説が見れます。また問題の過去の出題頻度によって「重要度」(☆の数)がついているのも、勉強の仕方の目安になってよかったです。
解説動画
『ほんださん / 東大式FPチャンネル』の解説動画
勉強し始めてからしばらくしてから、この解説動画の存在を知りました。
FP3級の科目は暗記メインになりますが、どうしてそうなるのか?という理屈や背景について、丁寧に解説しているので、理解がしやすかったです。
語呂合わせとかも動画の中で解説されています。実際に試験を受けたときに、語呂合わせを覚えていたおかげで、解答できた問題もあって助かりました。
勉強にかかった費用
このときかかった費用は、だいたい12,000円くらいでした。簿記3級と比べると受験料がお高めですね。
- 試験代(学科と実技込み) 8,106円(受験料 8,000円+事務手数料 106円)
- テキスト代 1,650円
- 問題集代 1,650円
- 交通費 500円くらい(往復)
まとめ
今回は社会人が独学でFP3級に合格したときの、勉強時間と勉強方法について解説しました。
現在は統一試験ではなくCBT試験になっているので、試験の受け方は違うかもしれませんが、試験勉強自体は上記の方法でも対応できるのではないかと思います。