【盲点】カレンダーを電子化の聖域にしていたので、書籍の場合と比較して違いと理由を考えてみた

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秋が終わりに近づき冬の気配を感じるとつい考えてしまうもの、そう来年のカレンダーです。

生活雑貨店はもちろん100円均一店でも素敵な商品が売り場に並び始めます。種類も豊富で嬉しくなってしまう方もいらっしゃるかと思います。私もそうです。

数年前から所有する本の電子化は着々と進めていますが、カレンダーは電子化は意識したことがないことに気づきました。考えてみると電子書籍はよく耳にしますが、電子カレンダーは聞いたことがないかもしれません。

そしてカレンダーの電子化を考えたときに確かに本と違って紙の方が便利だと思ったので、今回はその理由を紹介します。もの整理を進めるときの考え方のヒントになりましたら幸いです。

この記事はこんな情報をお探しの方におすすめです。

  • 紙のカレンダーを電子化しにくい理由が知りたい
目次

カレンダーを電子化しにくい理由

最初に本と比較してカレンダーを電子化しにくい理由について、下記の3点を考えてみました。それぞれ下のパートで解説しています。

  • カレンダーは画面の小さいスマートフォンと相性が悪いから
  • 紙のカレンダーは比較的安価で使い捨てしやすく、電子化すると高くつくことがあるから
  • カレンダーは道具(手段)であり、読書のように趣味のための専用媒体をつくりにくいから

カレンダーは画面の小さいスマートフォンと相性が悪いから

本を電子化するメリットの1つに持ち運びのしやすさ、どこでも本が読みやすくなるということがあります。

カレンダーも確かに電子化すると持ち運びのしやすさは上がります。電子媒体にインストールされているカレンダーアプリの日付をタップすればその日の予定の詳細も分かりやすくなります。しかし月単位の予定は残念ながら画面が小さすぎて、わかりにくく使いづらさを感じるかもしれません。

本も画面が小さいと読みにくいものはありますが、ある程度文字が小さく詰まっていても、一単語(もしくは一文)という小さなまとまりに集中すれば、意味を理解することができるかなと個人的には感じます。

カレンダーは1日に集中するのではなく、その月全体の予定を俯瞰しないと予定が立てにくく感じるかと思います。紙のカレンダーのいいところは、予定が一目で全体の予定が確認しやすいことだと思います。見やすいということは文字と文字の空間(スペース)が広いということで、紙という媒体に大きさが必要になってきます。

一方で電子媒体のスマートフォンは情報を持ち運ぶのがメインのお仕事なので、移動のためには薄く軽く小さくなることを目指さなければいけません。両者の哲学が真逆なので、電子化が難しいのかも知れません。

紙のカレンダーは比較的安価で使い捨てしやすく、電子化すると高くつくことがあるから

言うまでもないですが、カレンダーは大体1年で買い替えになるかと思います。値段はピンキリですが、100円均一店でも十分使いやすいものが売っているかと思います。カレンダーが一年で必要になる個数もそんなに多くはないかと思います。

本は例外ももちろんありますが、比較的カレンダーより価格が高く所有している年数が長くなりがちかと思います。価格が高く長く使うものであれば、場所を取らずに保管するために電子化が候補に挙がってくるかと思います。

一方でカレンダーは、比較的安価で使う期間が短く残しておく必要がないため、電子化しにくいのかなと思いました。

カレンダーは道具(手段)であり、読書のように趣味のための専用媒体をつくりにくいから

本の場合、電子書籍リーダー(電子書籍を読むためだけの電子媒体)があるかと思います。

一方でカレンダーはそれ専用の電子媒体はないかと思います。もしカレンダーを見るためだけの専用媒体が発売されたとします。カレンダーを見る趣味がある方の場合は、興味を持たれるかもしれません。

そうはいってもおそらく多くの方はカレンダーだけだと物足りないと感じるのではないかと思います。メインの機能が別にあって付属品としてカレンダーが付いているというのであれば、まだ可能性があるかもしれませんが。

【まとめ】

今回はカレンダーを本と比較して電子化しにくい理由を3つ考えてみました。 一番のボトルネックはスマートフォンで使いにくいということかなと感じました。しかしそれをクリア出来たら、紙でなくてはならない理由はなくなって電子化しやすくなりそうだなとも思いました。

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のやぎ / Noyagie
必要なものを厳選して取り入れること、荷物になる余計なものは削ぎ落とすこと、そして残しておくべき大事なものは何か、を日々考えています。
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