【閑話】何かを描くときは、空間を見なければいけない、ということを思い出した雑談

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デッサンの本を読んでいると、「何かを描くときは、そのものではなく、空間を見るようにしなさい」という趣旨の内容がよく出てきます。

デッサンじゃなくても、小さいころにアニメや漫画のイラストを真似して描いたことがある方は割といるんじゃないでしょうか。

モデルを忠実に描いているつもりが、いつのまにか顔が小さくて、手足が大きくなりすぎる…といったバランスが悪いイラストができたかもしれませんね。

描きたいそのものや細部をじっと見つめすぎると、全体のバランスが崩れてしまいがちです。

そんなときは、隙間や空間に注目するとマシになります。

たとえば、腰に手を当ててポーズを取るイラストを真似する場合を例に出します。

何も考えずにモデルだけを見ていると、腕と体の間の空間が大きすぎたり、小さすぎて、オリジナルとかけ離れたものができるかもしれまえん。

体全体、この場合腕の位置と体の空間を先に決めておくと、モデルとそっくりに描けるかは技量次第ですが、何を描こうとしたかわかるイラストにはなります。

それと似ているな、と思った考え方が、何かをするときは、やりたくないもしくはキライなことを考えると、どうすればいいかわかる、ということです。

たとえば、どんな仕事がしたいだろう?と考えたときに、意外と自分にとって理想の働き方がわからない…!という方もいるのではないでしょうか。

そんなときは、すきなことややりたいことからではなく、自分にとって、やりたくないことやイヤなことから考えると、自分の理想がわかるかもしれません

達成したいこと・やりたいことは、実は見えているようで見えていないかもしれない、という雑談です。

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のやぎ / Noyagie
必要なものを厳選して取り入れること、荷物になる余計なものは削ぎ落とすこと、そして残しておくべき大事なものは何か、を日々考えています。
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