【紛失対策】iPhoneの「探す」で利用できる機能と設定方法

iPhoneは小さくて持ち歩きに便利ですが、どこかに置き忘れをしたりして、ひやっとしたことはないでしょうか。

スマートフォンは事前に設定しておけば、位置情報を取得してどこにあるか見つけやすくなります。

またリモートからロックをかけたりデータを消去できたりと、セキュリティ的に安心な機能もありますよ。

今回は紛失に備えて、ふだんからiPhoneに設定しておきたい「探す」について紹介します。

「探す」を設定することで、どのようなことができるか、そして設定方法について画像を使って解説しています。

こちらは2024年現時点での情報です。今後情報が変わる可能性や、国や地域によっては利用できない機能があるかもしれません

iPhoneの「探す」を設定するとできること

iPhone（デバイス）が紛失したときに備えて、ふだんから「探す」を設定しておくと安心です。

万が一デバイスがなくなってしまっても、「探す」を設定していれば、下記のような機能が利用できます。

「探す」はiPhoneだけではなく、iPadやMacbookなど他のApple製品でも利用できます
この記事は、iPhoneだけに絞って「探す」アプリを設定する方法を紹介しています

注意点としては、これらの機能は事前にデバイスで設定しておかないと、実際に紛失したときに利用することができません。

iPhoneで「探す」を設定する方法

初期状態でiPhoneの「探す」は設定済みのことがありますが、下記のように手動で設定することもできます。

iPhoneで「探す」を設定する方法（その他オプション）

上記のように [iPhoneを探す] を設定しておけば、紛失モードやデータを消去するなどリモートから基本的な操作をすることはできます。

それに加えて、位置情報の表示やオフラインなどで利用する場合は、下記の設定が必要です。

iPhoneがどこにあるか、特定できるようにする

iPhoneが地図上のどこにあるかを確認するには、[iPhoneを探す] を設定にした上で、下記のように位置情報サービスを有効にします。

iPhoneがオフライン・省電力モード・電源オフでも見つけられるようにする

iPhoneがインターネットに接続している状態であれば、位置情報を自らサーバー（この場合、iCloud）に送信することができます。

しかしオフラインや電源オフなどの理由で、インターネットに接続していない場合は、位置情報を送信することができず、iPhoneを見つけることがむずかしくなります。

もしiPhoneの「探す」ネットワークを有効にしておけば、同じネットワーク内にある他のApple製のデバイスを経由して、iCloudにインターネットに接続できないiPhoneの位置情報を送ることができます。

iCloudにiPhoneの位置情報が届けられることで、「探す」を使ってiPhoneを見つけられるかもしれません。

「探す」ネットワークでやり取りされる情報（位置情報、デバイスの情報など）は、すべて匿名で暗号化されているようです

注意点としては、「探す」ネットワークを有効かつ、インターネットに接続できるApple製のデバイスが、紛失したiPhoneの近くにない場合は、位置情報を送信することはできません。

オフライン・省電力モード・電源オフでも、iPhoneを見つけられるようにする場合は、下記のように「探す」ネットワークを有効にします。

iPhoneのバッテリー残量が非常に少ないときに、位置情報をAppleに自動送信する

下記のように設定しておくと、iPhoneのバッテリーが切れる前に位置情報を送信できます。

まとめ

今回は紛失に備えて、ふだんからiPhoneに設定しておきたい「探す」について紹介しました。

「探す」を設定することでどのようなことができるか、そして設定方法について解説しました。

事前に設定しておくことで、なくしたiPhoneが見つけやすくなったり、他の人に不正利用されるリスクを軽減することができます。ふだんから「探す」を設定しておくと安心ですね。